大規模修繕工事を実施する際の金額はどの程度が妥当か？
大規模修繕工事に必要なお金は工事の進め方によっても違います。工事会社に支払う工事費がかかるのは当然ですが、その他に設計事務所（いわゆるコンサルタント）を起用して進める場合は、コンサルタント費用が発生します。
この業界の仕組みや価格の構成等が一般の人には理解しにくく不透明なのでなかなか一概に言えないのですが、私のマンション管理士事務所としては、極力一般の人に分かりやすい説明の仕方をするように心がけています。
「概算金額」を聞かれた場合は、普通のファミリータイプマンション（専有部分の床面積７０平方メートル前後）であれば、戸数×１００万円程度と答えます。もちろん建物の形状・工事内容で大きく変わることはありえるので絶対ではありません。あくまでも一つの目安です。
また、この金額は建築工事を主体とした大規模修繕工事の金額なので、給排水設備等の場合は全く違ってきます。
なお、修繕積立金の相場などについては、下記をご参照ください（外部サイト「マンション管理費削減サポートネット」内のページです）。
